スパイダーマン3

アクションは言うに及ばず、今回も凄いですね。序盤のニューゴブリンとの死闘から飛ばしてます(何故ゴブリンなのにあんなにかっちょよいかというと..)。 そしてサンドマン。サンドマン風情にあそこまで豪快な活躍をさせるとは! 一方で少し残念なのは、予想はしてたけどベノム(←映画では表記がまたヴェノム..)のシーンが少ない!こと。正直知的には見えないし。まー出た当時のベノムってアノ程度の動機で動いてたけどね、確かに。

ストーリーは気合入りすぎなくらい入ってます。ハリーの記憶○○ネタなんてスパイディ好きにはむしろ笑えてしまう(原作では何度も起こってるネタ)!のですが.. サム・ライミはなんつーかオタクの本領発揮!で、細部までまるっきり手を抜かない話づくりで組むので(ふつーは軽く扱うような展開も真面目に取り組むし、比較的どうでもいい奴の話もきっちりする)、その分尺は長くなるんですけどね(…あー上述のベノムもそうだけど、メイおばさんパート、今回は減った?)..でも神は細部に宿る主義者の私はそこに大いに感動できるのです。 劇中の市民からのスパイディコール!なんかがもー普通に「NYに行けばほんとに居るんだ」感を醸し出していて、泣けます。他のアメコミ映画ではこのリアリティは出せない! 

あと、今回も大判振る舞い!の罪のないギャグ(編集長とベティのバトル/レストラン)も素直に楽しい。…あ、個人的にグエンは出番なしでよかったような..

正直ラストバトルでは泣けました。直前の誰かさんの怪我にもショックだったのですが、それを超えての..そして..…まあ、予想はしてたけどね。

エンディングが意外に呑気でないのも少し気になります。ライミ制作のスパイディとしては、「ピーターとMJとハリー3人の物語」を、これできちんとカタルシスを感じさせつつ終えて欲しかった、かな?